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箱根駅伝の初V狙う國學院大學 過去の三冠達成校は?「山の大東」が初の快挙 早稲田大学は史上最少21秒差で決着

日テレNEWS NNN / 2024年12月28日 18時1分

左から1991年大東大の奈良修選手、2011年早大の中島賢士選手、2023年駒大の青柿響選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)

2025年1月2、3日に行われる第101回箱根駅伝。國學院大學は初優勝と出雲駅伝、全日本大学駅伝に続く、三冠の偉業も期待されます。

■「山の大東」が初めて達成 以降は順天堂、早稲田、青山学院、駒澤と過去5校のみ

初めて三冠を達成したのは、1990~1991年のシーズン。1989年から始まった出雲駅伝の第2回大会を制した大東文化大学は、全日本大学駅伝も制して、箱根へ。50回大会から4大会連続で箱根駅伝5区区間賞を獲得した大久保初男選手以降、「山の大東」として黄金期を迎えていました。67回大会では、5区を任された奈良修選手が区間2位の快走。6区の島嵜貴之選手も区間2位と、「山の大東」の強さをみせ、史上初の三冠を達成しました。

大東文化大学の達成から10年後、2000~2001年シーズンに順天堂大学が2校目の快挙を達成。77回大会の箱根駅伝では往路を2位で終えますが、復路で往路1位の中央大学、4位の駒澤大学と競り合います。アンカーの宮崎展仁選手はトップの駒澤大学と17秒差という、過去最少差の2位でタスキを受けると、区間4位の走りで首位を奪取。逆転で総合優勝と三冠を達成しました。

そして再び10年後、3校目となったのは早稲田大学。2010~2011年シーズンです。87回大会の箱根駅伝では、1年生ながら1区を任された大迫傑選手が区間賞を獲得。往路は首位東洋大学と27秒差の2位で終えたものの、6区4年生の高野寛基選手は転倒がありましたが、先頭を奪うと、最後は4年生の中島賢士選手がトップを守りきり、三冠を達成。このとき総合タイムは2位の東洋大学とわずか21秒差で、歴代最少のタイム差が箱根路に刻まれた歴史的大接戦でした。

4校目は2016~2017年シーズンに達成した青山学院大学です。93回大会の箱根駅伝では、3区の秋山雄飛選手が区間賞の走りを見せて1位に躍り出ると、2位との差を1分22秒へ。以降は8区で下田裕太選手が区間賞を獲得するなど、首位独走となり、往路・復路ともに優勝。最終的に2位東洋大学と7分21秒差の大差で、三冠を達成しました。

5校目は、2022~2023年シーズンの駒澤大学が達成。99回大会の箱根駅伝は、4区で今年3月に卒業した鈴木芽吹選手が、残り300メートルを切ったところで、青山学院大学・当時2年生の太田蒼生選手とのデッドヒート。トップに浮上すると、5区で当時1年生の山川拓馬選手が、区間4位の快走で、往路優勝。復路でも首位を譲らず、総合優勝と三冠を成し遂げました。

國學院大學は前回の第100回箱根駅伝では5位。今季は出雲駅伝と全日本大学駅伝をキャプテン平林清澄選手を軸に大会を制しました。史上6校目の快挙となるでしょうか。

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