笑点メンバー昇太が大学に復学、たい平は還暦「赤が…」　2024年を振り返る～最年長78歳・好楽が明かす重責への思い

日テレNEWS NNN / 2024年12月29日 6時35分

笑点メンバー2024年を総決算

演芸番組『笑点』に出演するメンバー8人にnews every.キャスターの刈川くるみがインタビュー。歴代最長55年出演した林家木久扇さん（87）の卒業や、初代司会者・立川談志さんの“DNAを受け継ぐ”立川晴の輔さん（52）の加入など、激動の2024年を笑点流に振り返ってもらいました。

司会の春風亭昇太さん（65）は中退していた東海大学に復学し、大学4年生に。還暦を迎えた林家たい平さん(60)は「赤は大嫌い」と告白。そして木久扇さんの卒業後、最年長メンバーとなった三遊亭好楽さん（78）が明かした重責への知られざる思いとは―

■木久扇卒業＆晴の輔加入など激動の2024年

司会の昇太さんは「一之輔君がやたらと司会をやりたがっているところが、ずっと不愉快でした。後輩がどんどん入ってくるじゃないですか。今まで先輩がなかなか僕の言うことを聞かないっていうのはわかるんですよ、先輩だから。後輩が言うことを聞かないんです。コイツ（一之輔）。比較的言うことを聞く人なので、晴の輔君が入ってきてよかったなと思っています」とコメント。

今年4月に『笑点』ファミリーとなった晴の輔さんは、「この半年で司会に歯向かってもいいんだと（一之輔さんから）学びました。まだまだこれからだと思ってますので。まだ慣れないです」と語ると、ベテランの三遊亭小遊三さん（77）は若手たちの活躍ぶりについて「はつらつとしていい。頼もしいよ。やっぱり元気だしね」と太鼓判。

木久扇さんの卒業後、最年長メンバーとなった78歳の好楽さんは「（最年長は）あんまり気にしませんけど、まあ確実なことは、宮治、一之輔、晴の輔、この好楽の4人の時代が来たなって。やっと俺たち4人の時代が来た」と話すと、春風亭一之輔さん（46）は「（同じチームに）入ってないですよ」と返答。さらに、自らのリーダーシップぶりについて好楽さんが「眠れない日が続きました」と発言すると晴の輔さんから「本番中、寝てるじゃないですか」、桂宮治さん（48）からは「もう上がいなくなったから自由すぎる。（責任感は）ないでしょ！」とツッコまれていました。

小遊三さんは木久扇さんについて「やっぱり頼りにしていたところがあるんですね、僕らがね。別にさみしくはないですよ。だって木久扇師、ちゃんとやってますから今でも。私らより十分に仕事してるし、お金も持っているでしょうし（笑）」とニヤリ。

12月に還暦を迎えたばかりのたい平さん（60）は「赤は大嫌いなんで。還暦っていうと赤でしょ。とにかく赤いものを近づけないでほしいと言ったんですけど、それでもみんなが赤を持ってきて、その度に山田隆夫を思い出すので、嫌な1週間でした」と話すと、山田隆夫さん（68）は「大先輩だよ」と怒りながら一言。すかさず、たい平さんが「シャレがわからないんですよ全然」とフォローする一幕もありました。

また、昇太さんは「今年僕ね、復学しました大学に。東海大学を中退していたんですが復学制度があるっていうのを聞いて今、東海大学の4年生。いろいろ課題・リポートを出しなさいって連絡が来るじゃないですか。それを一生懸命やりながら笑点をやっているので、課題のことが気になって笑点のことが思うように運べない感じ」と告白。たい平さんが「昇太さんがすごいのは今、年金と学割を両方、併用して使っているんですよ」と明かすと、昇太さんは「映画を見ようとして“学割”で安くなると思ったら、“老人割”のほうが安かった」と笑わせました。

2025年1月1日（水・祝）午後4時30分からは『笑点お正月だよ！大喜利まつり』を放送予定です。（一部地域を除く）

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