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旅客機が着陸に失敗し炎上…122人の死亡を確認 韓国・務安

日テレNEWS NNN / 2024年12月29日 15時36分

日テレNEWS NNN

韓国南部・務安で29日朝、乗客乗員181人を乗せた旅客機が着陸に失敗して炎上する事故があり、これまでに122人の死亡が確認されています。

韓国メディアによりますと、29日午前9時すぎ、タイ・バンコクから務安に向かっていた、済州航空が運航するボーイング737-800型機が着陸に失敗して滑走路を外れ、壁に衝突して炎上しました。

尾翼側から乗客の救助が進められ、乗客乗員181人のうち、2人が救助され、病院で手当てを受けています。

一方、これまでに122人の死亡が確認されていますが、地元消防は搭乗者の多くが機体の外に投げ出され、安否不明者のほとんどは亡くなっているとの見方を示しています。

地元当局によりますと、事故があった旅客機は着陸装置が機体から出ず、一度着陸を試みたものの断念していました。

その後、胴体着陸を試みましたが。速度が落ちきらずに滑走路から外れ、炎上しました。

鳥などが衝突したことで、着陸装置が出なかったとの見方が出ています。

搭乗者に日本人は確認されていません。

今回の事故を受け、済州航空は「被害に遭われたすべての方々に、お詫び申し上げます。事故収拾のために、すべての努力を尽くします」とコメントしています。

また事故が起きた旅客機を製造したアメリカのボーイング社は、哀悼の意を示すとともに、「済州航空と連絡を取り合っている」としています。

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