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2025年コメ“品薄再来”はあるのか?「絶対足りなくなる」の声も

日テレNEWS NNN / 2024年12月30日 23時44分

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2024年、全国のスーパーで、棚からコメが消えた“令和の米騒動”。2025年、コメの流通量は大丈夫なのでしょうか? 新倉記者のリポートです。

2024年8月、神奈川県内スーパーのコメ売り場

2024年の夏から秋にかけて起きたコメの品薄。原因は高温の影響でコメの流通量が少なかったところに、地震や台風に備えて買いだめする動きなどが重なったためでした。

そして今、新米の流通で品薄は解消されましたが、“品薄再来”への不安があると、神奈川県にあるスーパー、アルズフーズマーケット戸塚店の奥津勝店長は語ります。

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「今年に関しましては、新しいお米が出たときには、もう古いお米が全くなかった状態でしたのと、新しいお米の販売がスタートの時から、だいぶ販売の動向が良かったので、もしかしたら後半に関しましては、お米が足りないということも考えられるのではないかなと」

そのため、コメの売り方に、ある変化も。

「お米の特売とか頻度を下げたりとか、なるべく長い期間、お米がお客さまにお届けできるようにはしたいなと」

この先、コメが足らなくならないよう、“売りすぎない”ように気をつけているといいます。

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2025年のコメの需給見通しについて、農林水産省は2024年産のコメの収穫量は前年よりも18万トン多い予想となっており、需要に対して供給は十分であるとしています。

2024年に10年ぶりに増加に転じた需要についても、再び減少傾向になると予想しています。

しかし、コメ販売店からは「2025年は大阪万博で人の流れが増え、国内全体のコメの需要は増える。それをカバーするほどの生産量の増加は感じられず、絶対に足りなくなる」など、不安の声が根強く聞かれます。

農水省には、コメ不足への不安を解消するような説得力のある数値や対策の発信が求められます。

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