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「山川に全部持っていかれた。今度は僕が」駒澤大・伊藤蒼唯は仲間の活躍に闘志燃やす 目標は“6区区間新”

日テレNEWS NNN / 2025年1月1日 9時0分

駒澤大学3年生の伊藤蒼唯選手(C)水上俊介

2025年1月2、3日に行われる第101回箱根駅伝。駒澤大学3年生の伊藤蒼唯選手が同学年のチームメートに闘志を燃やしています。

「追う状況になったのでいつも以上に突っ込んで入った」と振り返るのは、2位に終わった11月の全日本大学駅伝。3区を任された伊藤選手は、16位と厳しい順位でたすきをもらいますが、区間2位の走りで8人をごぼう抜き。反撃の勢いをつくりました。

伊藤選手は「いつもと違うレース展開だったのでちょっと不安ではありました。でも思ったよりうまくことが進んでくれて、最後までなんとか自分の体力や足が持ってくれたので、地力がついてきたなっていう実感がありましたね」と語ります。また「前半かなり突っ込んでも後半そのまま粘れるようになったのは、夏から篠原(倖太朗)さんと一緒に練習やらせていただいて、ベースがちょっと上がった」と、成長の理由も明かしました。

チームは1位の國學院大學と28秒差の2位でフィニッシュ。7区で4年生の主将・篠原倖太朗選手で3位に上がると、アンカー8区では同学年の山川拓馬選手が連続区間賞。

山川選手は8区日本人歴代2位の走りで、先頭と約2分詰める魂の猛追。3位から2位に順位を上げた山川選手について、「走るだろうなって思って見ていたので、安心して見ていた分が半分と、あそこまで走るのかってちょっとびっくりしたのが半分ありました。全日本に関しては山川に一番助けてもらいました」と振り返ります。

また「結局あの大会通じて見れば山川に全部持っていかれた感じはあったので、なんかそれも僕っぽい」と笑顔。「全日本はもう毎年山川が主役になりそうな感じがあるので、それだったら僕は箱根でやればいいだけ。今度は僕が持ってってやろうかなっていう感じです」と、チームメートの活躍に闘志を燃やしました。

伊藤選手は今回の箱根駅伝で、1年時に区間賞を獲得した6区にエントリー。前回大会は体調不良で欠場していました。「(前回出走メンバーを)外れた時を1日も忘れたことはないです。悔しさも当然ありますけど、地元とかいろいろなところで応援してくれる人がいた中で走れないことになったので、申し訳なさがすごくありました。今年はそんな思いをしたくはない」と語り、「まずは体調不良にならず、元気にスタートラインに立てれば結果は出ると思う。まずそこに行くまでの準備をしっかりしたいなっていうふうに思っています」と、前回大会を教訓に意気込みます。

目標については「下りを任されるんだったら区間新は出せるっていう、もう自信しかないです。区間新、もっと言えば56分台、56分40秒ぐらいは出して帰ってきたいなと思っています。うまくいけば優勝は全然可能性はあるので、そこに向けて1秒でも次の走者に早くつないで、最後みんなで大手町で10区の人を迎えて、笑顔で終わりたいです」と、力を込めました。

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