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日章学園FW高岡伶颯は「世界一のストライカー」を誓う 涙の2回戦敗退も勝った矢板中央には思いを託す【高校サッカー】

日テレNEWS NNN / 2025年1月1日 8時0分

試合後の挨拶を終えると涙を見せた高岡伶颯選手

◇第103回全国高校サッカー選手権 2回戦 矢板中央2-1日章学園(12月31日、フクダ電子アリーナ)

日章学園(宮崎)は2-1で矢板中央(栃木)に敗れ、2回戦敗退。イングランドのサウサンプトンへの加入が内定している大会注目のFW高岡伶颯選手は試合後の挨拶でこぼれる涙をこらえきれませんでした。

高岡選手は、初戦の西目(秋田)戦では、ハットトリックを達成。この日は前半に1点を先制されますが、25分にボールを受けたMF11有働嵩常選手が左サイドから一気に駆け上がると、高岡選手が中央で合わせ、同点のゴールを決めました。

しかし、再びリードを許すと、1点差の惜敗。試合終了のホイッスルが鳴り響いても、ピッチ上では気丈に振る舞っていた高岡選手でしたが、観客への挨拶の時には、悔し涙をぬぐう様子が見られました。

高岡選手は今大会4得点。目標に掲げた20点には届きませんでしたが、「掲げた20ゴールに誇りを持って、それを自主的にいつかプレミアリーグでも実現できるような選手になりたい」と前を向きます。

全国高校サッカー選手権優勝の夢がついえ、「本当に悔しい気持ちがある」と話しますが、「まだまだ自分ができていない部分があるので、もっと卒業後活躍して、海外に行くといろいろな情報が回らないとかあるのですが、自分は最初からトップを狙いに行く。この野心の気持ちを忘れずに海外でも思い切りプレーしたいなと思います」と、新天地・イングランドでの活躍を誓いました。

今後の目標は「世界一のストライカーになること」と宣言。また「チャンピオンズリーグ優勝、ワールドカップ優勝」と大きな目標を掲げます。「イングランドに行ってもがくとみんな思うと思うのですが、最初からエンジン全開で自分を出して。甘い世界じゃないというのは分かっているのですが、そこにチャレンジする自分は誇りに思ってプレーしたい」と力を込めました。

また、高岡選手は試合後、千羽鶴を矢板中央のキャプテンへ。「負けてしまったので、僕たちの分まで背負っているということをしっかり胸に戦ってほしいなという思い」で渡したそう。「(矢板中央は)粘り強い守備と多彩な攻撃があるので、本当にいいチームです。それを上回っているはずの日章が負けてしまったので、いろいろ思う部分はありますが、矢板らしい赤い壁をもっともっと上に、日本一までいってもらいたいなと思います」と、日章学園を破った矢板中央を激励しました。

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