往路3位の早稲田大“山の名探偵”工藤慎作の走りに花田監督は「落ち着いて走ってたので大丈夫」復路は「早稲田の力を出し切って」

快走を見せた“山の名探偵”こと早稲田大・工藤慎作選手(写真：アフロ)

◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(2025年1月2日往路、3日復路)

箱根往路を3位でフィニッシュした早稲田大。花田勝彦監督が往路を振り返りました。

「1区の間瀬田がいい位置でつないでくれた。山口（智規）は前半は気負いましたが最後は坂で粘ってつないで、3、4、5区は自信持ってました」と選手をたたえる花田監督。

5区を走った工藤慎作選手。めがね姿と名前から「名探偵コナン」のキャラクターにちなみ“山の名探偵”と親しまれています。そんな山の名探偵が快走。区間2位の走りを見せ、6位から一気に3位に順位をあげました。「工藤はいってくれると思いましたので。（2位の）中央大まで見えましたので明日面白いなと考えてます」と花田監督は褒めました。

さらに工藤選手の走りを見て「想定より少し早くて心配しましたが、コンディションよかったのと本人が最短コースを取りながら落ち着いて走ってたので大丈夫だなと思ってました」と話します。

明日の復路に向けては「山があって5区間ありますから、油断せずに早稲田の力を出し切ってゴールに帰って来られればと思います」とコメントしました。

▽早稲田大の各区の記録

1区 間瀬田純平（3年） 1時間2分43秒 区間4位

2区 山口智規（3年） 1時間7分1秒 区間12位

3区 山口竣平（1年）1時間1分15秒 区間3位

4区 長屋匡起（2年）1時間2分0秒 区間8位

5区 工藤慎作（2年）1時間9分31秒 区間2位