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青山学院大・原晋監督 自らの進退...世代交代の大切さを説く “これからの夢”とは?

日テレNEWS NNN / 2025年1月5日 19時36分

青山学院大学の原晋監督

2日、3日の第101回箱根駅伝で総合優勝を果たした青山学院大学。原晋監督が、自身の「進退」について言及しました。

「今年、来年、再来年(に引退)という話ではないですが」と前置きしつつ、「私自身この3月で58歳になります。サラリーマンで言えば60は定年、58はもう役職定年を迎えるような歳。そういった歳になったということで、未来永ごう私がこの青山学院をずーっと現場で支えるわけにはいきませんので、強化をやめるというわけではありません。強化をさらに進化させつつも、スタッフを充実させていきたい」と話します。

箱根駅伝ではここ11年で8回の総合優勝。一時代を築いていますが、「(監督歴が)20年を過ぎて歳も重ねて、実績も重ねて、いつまでも私らがやってる。原と妻の原美穂が二人三脚でやってくわけにはいかない」と、世代交代の大切さも説きました。

こうした話を受けて、10区を走った小河原陽琉選手(1年)は「自分は原監督の下で競技を頑張っていきたいと思っているので、自分が卒業するまでは原監督に監督のままでいてほしいです」と懇願。原監督は「すぐにはやめないから」と笑顔で返しました。

退任するまでにやり遂げたいことを聞かれると、「ほぼほぼ成し遂げた」という原監督ですが、ある願いを口にします。

「OB含めてです。OB含めて、私の教え子ですから。まだ世界大会、オリンピック出場経験が青学の卒業生で出ていませんので、現役ランナー、OB含めて世界大会、オリンピック大会に出場させるのがこれからの夢でしょうかね」

新たな目標を掲げた指揮官は、「まだまだ力はあります。元気いっぱいの原監督です!」と力を込めました。

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