大谷翔平がルール無視の異例の選出“2025年を決定づける選手”に 書いた記者も「わかってる。これはズルだよな」

ドジャースの大谷翔平選手(写真：日刊スポーツ/アフロ)

MLB公式サイトは4日、2025年を決定づける選手12人を発表。ルール無視で大谷翔平選手が選出されました。

前年の12月に“2024年を象徴する10選手”に真っ先に選ばれていた大谷選手。前人未到の50本塁打50盗塁達成やワールドシリーズ優勝に貢献など2024年を彩るのに欠かせない人物でした。

今回の選出方法には2024年の10選手を省いた中で選出すると記載。その上でドジャースのムーキー・ベッツ選手や、レッズのエリー・デラクルーズ選手など期待の選手が並べられました。

しかし10人目に選ばれたのは、選出対象外のはずの大谷選手。

コメントの冒頭には「わかってる。これはズルだよな」とルールを決めた記者が一言。続けて、「冒頭で、2024年のトップ選手リストに載る選手は誰も含めないと言ったが、もちろん大谷はそのリストのトップだった。しかし、それはDHのときの大谷だ。彼は投手ではなかったが、今年は投手として出場し、驚異的な二刀流の偉業を再び披露する」と打者・大谷ではなく、投手・大谷をセレクトしたと説明。最後に「待ちきれないだろう？」と締めくくりました。

昨シーズンは右肘手術のため、リハビリに徹し、打者に専念した大谷選手。歴史に名を残す2024年の活躍でしたが、2025年はどんな形で名をとどろかせるのか期待されます。