「大きなミスもなく戦えたが...」順大・長門監督は“7秒差”に涙 シード権争いはかつてないレベルに突入
日テレNEWS NNN / 2025年1月6日 7時0分
第101回箱根駅伝は、歴史的に残るシード権争いでした。
最終10区の6キロ付近から、東洋大学、帝京大学、順天堂大学、東京国際大学が8位集団を形成。3チームがシード権を獲得し、11位のチームが予選会に回る、天国と地獄を分ける戦いでした。
並走はフィニッシュ地点の大手町まで続き、スパートで抜け出した東京国際大学が8位でフィニッシュ。9位に東洋大学、10位に帝京大学が続き、順天堂大学はシード権とわずか7秒差で涙。2日間、217.1キロを10人でつないだタスキリレーは、距離にして約50m届きませんでした。
順天堂大学の報告会では、長門俊介監督は「大きなミスもなく戦えたが...」と話しつつ、「力負けだった」と残酷とも言える結果に声を震わせます。
予選会では、次点と1秒差の出場権ギリギリの10位で勝ち上がった順天堂大学。7区の吉岡大翔選手(2年)が区間2位の走りで8位まで押し上げるなど、シード権目前でしたが、「予選会1秒の大切さ、1秒に救われた分、この7秒の悔しさを感じながらまた強化に励みます」と指揮官は言葉を絞り出しました。
■シード権のラインも超高速化
▽現コースでの直近の10位
100回 11時間0分42秒 大東文化大学
99回 10時間58分26秒 東洋大学
98回 10時間58分46秒 法政大学
97回 11時間5分49秒 東京国際大学
96回 10時間59分11秒 東洋大学
95回 11時間9分23秒 中央学院大学
94回 11時間14分25秒 中央学院大学
93回 11時間17分0秒 東海大学
今回、順天堂大学の総合記録は10時間55分05秒。当然条件は異なりますが、現コースになった直近の大会を振り返ってもシード権当確のタイムで、過去4大会では5位以内に入るタイムでした。
今大会2区では、東京国際大学のエティーリ選手(2年)ら史上初3人が区間記録を更新するレースが実現。6区では青山学院大学の野村昭夢選手(4年)が史上初の56分台を出すなど、4区間で区間新記録が飛び出しました。
青山学院大学が総合記録で大会新記録、総合2位の駒澤大学は復路新記録を達成。上位はハイレベルな争いとなっていましたが、シード権争いもかつてないレベルに突入しています。
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