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「往路を走ってもらわなきゃいけない選手」駒澤大・大八木総監督の1年生コンビへの期待

日テレNEWS NNN / 2025年1月6日 11時12分

往路を走った1年生コンビへの期待を口にした駒澤大学の大八木弘明総監督

第101回箱根駅伝では、駒澤大学が2年連続の総合2位。大八木弘明総監督は、往路で快走をみせた1年生コンビを評価しました。

エース集う2区では、主将の篠原倖太朗選手(4年)が区間4位の力走。往路を4位で折り返すと、7区ではケガ明けの佐藤圭汰選手(3年)が従来の記録を57秒塗り替える区間新記録をマーク。復路では総合優勝の青山学院大学を上回る新記録を出しました。

佐藤選手は去年の3月以来の復帰戦。「もっともっと行ったと思う」と話しつつ、「持久的なものはやりましたけどスピードやってないので、まだ8割です。でも8割でも普通のうちのチームの選手よりは遙かに上なので、それは彼にとってはあのくらいは出るでしょう」と話しました。

佐藤選手に往路を走らせる選択肢はあったといいますが、藤田敦史監督と相談し、復路に配置。逆に往路には3区の谷中晴選手(1年)、4区の桑田駿介選手(1年)が走り、箱根デビューながら区間上位の力走をみせました。

駒澤大学の3区谷中選手と4区桑田選手のタスキリレー(写真:日刊スポーツ/アフロ)

1年生コンビには「育てなくちゃいけない。彼(佐藤圭汰)はいつでも往路は走れるんだけど、1年生がやっぱり来年は往路を走ってもらわなきゃいけない選手」とさらなる期待を込めます。

4区の桑田選手は「本当に先輩に頼ってしまうことだったり、まだまだスパートがきかなかったり、自分の足りないところというのが明確に見えた1年になった。結果にこだわれるようにしたいです」と力強く来季を見据えました。

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