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米NY「渋滞税」徴収始まる、マンハッタン中心部乗り入れ車両に 全米初の取り組み、渋滞緩和と大気汚染改善が狙い

日テレNEWS NNN / 2025年1月6日 3時57分

日テレNEWS NNN

アメリカ・ニューヨークで5日、マンハッタン中心部に乗り入れる車両に対する「渋滞税」の徴収が始まりました。全米初の取り組みで、渋滞の緩和と大気汚染の改善が狙いです。

記者「ニューヨーク・マンハッタンの目抜き通り、5番街にも新たにカメラ付きの装置が設置されました。この下を通るだけで渋滞税が徴収されるということです」

全米初となる「渋滞税」は、タイムズスクエアやウォール街などを含むマンハッタン中心部に乗り入れる車両が対象で、日中、乗用車からは9ドル、日本円でおよそ1400円が徴収されます。

慢性的な渋滞の緩和と大気汚染の改善が狙いで、税収入は地下鉄などの公共交通機関の改修に充てられるということです。

ニューヨーク市民「私たちは、すでに多くの税金を払っているので、これ以上、課税するのは無理があると思う」

渋滞税によって、流入する車の台数は10~15%減少する見込みだということです。

ただ、トランプ次期大統領は「雇用に打撃を与え、企業が逃げ出す」と反発していて、就任後に撤廃を試みる可能性もあります。

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