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“別の部屋から悲鳴が”女性について行くと部屋で脅され繭玉状のコカイン体内にのみ込み密輸か ブラジル人2人逮捕 警視庁

日テレNEWS NNN / 2025年1月8日 17時44分

提供:警視庁

体内に繭玉状のコカインをのみ込み密輸したなどとして、ブラジル人の男2人が逮捕されました。男らは、密売組織に脅されてコカインをのみ込んだとみられています。

麻薬取締法違反の疑いなどで逮捕されたのは、ブラジル国籍のカルロス・アウベルト・アウメイダ・デ・オリベイラ・ネット容疑者(23)と、ジャイルソン・アンジョス・ドス・サントス容疑者(26)です。

警視庁によりますと2人は、それぞれ去年12月、ラップの様なもので包まれた繭玉状のコカインをのみ込んで体内に隠して、ブラジルの空港から日本の羽田空港に販売目的で密輸した疑いなどがもたれています。

アウメイダ・デ・オリベイラ・ネット容疑者は繭玉状のコカインをこれまでに警視庁が摘発した中で最多となる165個、計1320グラムほど(末端価格3300万円相当)、アンジョス・ドス・サントス容疑者は75個で計700グラムほど(末端価格1750万円相当)をのみ込んだとみられます。

警視庁の調べに対し、アウメイダ・デ・オリベイラ・ネット容疑者は容疑を認めた上で、「女性から仕事を紹介されついて行くと、ブラジル・サンパウロのホテルで『殺すぞ』と脅されたのでのんだ」「同じホテルの周りの部屋からは悲鳴や『のむから殴らないでくれ』と聞こえた」などと話しているということです。

また、ホテルまでの道中は目隠しをされ、コカインをのみ込んだ後にも、目隠しをされ空港まで連れて行かれたという趣旨の話もしているということです。

アンジョス・ドス・サントス容疑者は「コカインとは知らなかった」と容疑を否認しているということですが、逮捕前には「サンパウロで女性に勧められてのみ込んだ」と話すなど状況が似ていることから、警視庁は2人が同じ組織に繭玉状のコカインをのむよう指示された上で、密輸した可能性もあるとみて捜査を進めています。

ブラジルからの密輸は去年11月にもブラジル人の男が繭玉状のコカインを70個のみ込んで密輸したとして、逮捕・起訴される事件が起きるなど去年から増加傾向にあるということです。

警視庁は背景にいる組織や販売ルートなどの全容解明を進めています。

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