【バドミントン】福島由紀・松本麻佑のフクマツペアが初優勝 マレーシアOPで金メダリスト擁する中国ペアに逆転勝利

マレーシアOPでペア初優勝を果たしたフクマツペア【写真：アフロ】

◇バドミントン・マレーシアオープン2025 女子ダブルス 決勝(12日、クアラルンプール)

福島由紀選手と松本麻佑選手の“フクマツペア”が決勝に進出。パリ五輪の金メダリストである賈一凡選手擁する中国ペアと対戦し、逆転勝利でペア初の優勝を果たしました。

昨年秋にペアを結成したばかりのフクマツペア。対する中国の賈一凡・張殊賢ペアも新しく組んだペアとなっています。

1ゲーム目は序盤から激しい打ち合いとなります。5連続失点などでリードを広げられる中、フクマツペアは鋭いスマッシュなどで得点を重ね食らいつきます。一時は同点に追いつき、好レシーブを見せるなど場内をわかせましたが、先に中国ペアがゲームポイントを獲得。フクマツペアは3連続ポイントで巻き返しを図るも「17ｰ21」で第1ゲームを落としました。

第2ゲームの序盤はシーソーゲームの展開となるも、5連続ポイントなどで流れを引き寄せます。ラリーを続けて攻撃のチャンスをつくり、しっかりと得点を重ね「21ｰ15」でフクマツペアが第2ゲームを手にしました。

勢いそのままにファイナルゲームもフクマツペアが序盤から流れを手にします。松本選手が鋭いスマッシュを決めると、長いラリーをものにするなど得点を量産。4連続ポイントなどでリードを広げると「21ｰ15」でゲームを制し、逆転勝利しました。