中日・中田翔「僕は本当に勝負の年」自主トレで覚悟を語る

今季かける思いを語る中日の中田翔選手

中日ドラゴンズの中田翔選手が12日、沖縄で行っている自主トレーニングを公開。巨人の秋広優人選手ら後輩と汗を流し、報道陣には今季にかける思いを語りました。

2023年オフに巨人を退団し、中日と契約。移籍1年目は腰のケガもあり、62試合の出場で打率.217、4本塁打、21打点の成績に終わりました。

4月には36歳を迎える中田選手。「年齢も年齢ですし、自分の役割というのは、チームの勝利に貢献することはもちろん、それ以上に、いろんなところで期待してもらっている。僕は本当に勝負の年なので、いろいろと覚悟を持ってやっています」と強い気持ちを口にします。

また昨季から体重を落とし、現在は筋肉量アップや瞬発力をつけるトレーニングも取り入れ、シーズンを戦い抜く体づくり。「動ける体を作って2月のキャンプに入ろうと思っているので、打つだけじゃなく、もちろん守備の方でもしっかりと。周りから信頼してもらえるような守備をしないといけないですし。やっぱりそういう意味で、まずは試合に出るコンディションを一から作り上げることは心掛けていきたい」と話しました。

3年連続の最下位に沈んだ中日。新シーズンに向けては「ドラゴンズはすごく才能のある若い選手が多いので、本当にこの3年連続最下位というのは、ファンの人たちはがっかりかもしれないですけれど。この先、期待できるチームになると思うので、その第一歩として今シーズンはちょっと変わりつつあるなと僕もいち選手として見せることができればいいなと思いますし。期待してもらえるような結果を残したい」と意気込みました。