【陸上】久保凛「しょうもないことも言えて...」同学年のドルーリー朱瑛里と笑顔で交流 U20育成合宿で世界選手権出場誓う

トレーニングに励むドルーリー朱瑛里選手と久保凛選手(写真：日刊スポーツ/アフロ)

日本陸連は13日、味の素ナショナルトレーニングセンターでU20オリンピック育成競技者研修合宿を実施。女子800mの日本記録保持者・久保凛選手(東大阪大敬愛高2年)や同学年のドルーリー朱瑛里選手(津山高2年)などが参加しました。

有望競技者の新しい能力の発掘、オリンピック育成競技としての自覚を身につけ、国際的な視野を育むことを目指し、3泊4日の合宿を実施。トラック種目から跳躍、投てきの選手まで様々な選手が集まりました。

久保選手は、「普段やらないような動きやハードルを経験できて、これからに生かすことができると思うのでとてもいい練習だった」と笑顔でトレーニング。

笑顔で充実した合宿を過ごす(写真：日刊スポーツ/アフロ)

また、同学年のドルーリー選手と一緒に行動。「中学校からとてもすごい選手だなというふうにドルーリーさんを思っていたので、その中で一緒に高校も頑張ってきてっていう仲なので、とても仲良しかなと思います」と語り、「ご飯の時はすごくしゃべって、ご飯がおいしいので(笑) 楽しくしています。特にこれっていう話題はないんですが、しょうもないことも言えて、たくさん話したり楽しくやっています」とほほえみました。

久保選手は、去年7月に女子800mで1分59秒93のタイムを出し、日本記録を19年ぶりに更新。今年東京開催の世界選手権を狙います。「1番の目標は東京の世界選手権に出場することなので、標準記録(1分59秒00)を絶対に切るっていう気持ちで毎日頑張る。出場するからには、高い目標ではあるんですけど、メダルも狙って、今シーズンは去年よりもより成長した姿をお見せすることができるように日々取り組んでいけるようにしたいなと思います」と、新年の決意を述べました。