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流経大柏の“W主将”奈須琉世&佐藤夢真 あと一歩及ばず準Vも「流経最高だな」「フルタイムで戦い抜けて良かった」 互いに大学4年間での飛躍誓う

日テレNEWS NNN / 2025年1月15日 11時30分

高校サッカー準Vで終え涙を流す流通経済大柏の佐藤夢真選手と奈須琉世選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)

◇第103回全国高校サッカー選手権決勝(13日、国立競技場)

第103回全国高校サッカー選手権決勝は、前橋育英(群馬)がPK戦の末に流通経済大柏(千葉)を下し、前橋育英の7大会ぶり2度目の優勝で幕を閉じました。

第96回大会と同じカードとなった今大会の決勝戦。前回は前橋育英が1-0で勝利し、流通経済大柏にとってはリベンジをかけた一戦となるも、結果はPK戦の末に敗北。あと一歩で優勝に届かなかった選手たちは試合後のロッカールームで涙を流し、悔しさをにじませました。

ロッカールームでは榎本雅大監督が選手たちに思いを伝え、選手一人ひとりの肩を抱き、健闘をたたえました。

ロッカールームでの挨拶後、Wキャプテンを務めた佐藤夢真選手、奈須琉世選手が取材に応じ、高校サッカー生活を振り返りました。

まず、流通経済大柏での3年間について聞かれると、佐藤選手は「自分の人生の中で一番濃い3年間だったと思います。『流経最高だな』というのが今一番はじめに出てくる言葉です」とコメント。

奈須選手も「流経の3年間でつらいことをみんなで乗り越えたことが自分たちの中でうれしかったし、最後みんなとフルタイムで戦い抜けたというのは本当に自分としてもチームとしても良かったです」と涙ながらに高校サッカー3年間を振り返りました。

Wキャプテンの1年間を振り返っては、お互いに「頼りになった」、「助けられた」と語り、奈須選手は「これ以上ないコンビだと思う」と自信を持ってコメントしました。

今後については、佐藤選手は「今後どうしていくかはまだ決まっていないですけど、この悔しさを大学で晴らしていければいいかなと思います」と語り、奈須選手は「大学4年間で半端なく成長して、この選手権で見ている人たちがびっくりするようなビッグプレーヤーになって、日本を代表する選手になりたいです」と力強く意気込みました。

最後にお互いへの一言を求められると、佐藤選手は奈須選手へ向けて「隣にいて一番頼りになる存在でした。本当にかっこよかったです」と声をかけ、奈須選手は佐藤選手に向けて「選手権に対する思いは一番強かったし、この大舞台で一緒に戦ったということは忘れられない。あと4年間サッカーを続けてほしいです」と大学4年間での共闘の思いも語りました。

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