イスラエルとハマスが停戦合意 人質解放も 米バイデン大統領が発表
日テレNEWS NNN / 2025年1月16日 6時26分
アメリカのバイデン大統領は15日、イスラエルとイスラム組織ハマスが、停戦と人質の解放に合意したと発表しました。
停戦交渉を仲介するアメリカのバイデン大統領は会見し、イスラエル軍とハマスが、パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘を停止し、拘束されている人質を解放することに合意したと明らかにしました。
バイデン大統領は、第一段階として、最初の6週間で、ハマス側が拘束している人質が段階的に解放され、また、パレスチナ人の囚人数百人が釈放された上で、イスラエル軍が、ガザ地区の人口密集地から撤退するとしています。その間に、イスラエル軍のガザ地区からの完全な撤退を含む停戦の第二段階に向けた交渉が行われるとしていて、バイデン大統領は「戦争の恒久的な終結を望む」としています。
また、仲介国のカタールのムハンマド首相は、停戦は19日から発効する予定だと述べました。
ハマスは声明で、「イスラエルの侵略を阻止した。停戦合意はガザ地区における抵抗の成果だ」と述べました。
一方、イスラエル政府は声明で、「枠組みのいくつかの項目はまだ最終決定されていない。今夜にも詳細が決定することを望んでいる」としています。
2023年10月のハマスの大規模攻撃をきっかけとして始まったイスラエル軍とハマスの戦闘で、ガザ地区の保健当局は、これまでに4万6000人以上が死亡したとしています。
2023年11月にも戦闘の一時休止と人質解放で合意後に、イスラエル側が「ハマスによる攻撃があった」などとして戦闘が再開されています。
欧米メディアは「いかなる停戦も脆弱なものになるだろう」と報じていて、今回の合意が恒久的な停戦につながるかは依然不透明です。
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