「また3人そろってビールかけしたい」西武の大ベテラントリオが日本一誓う 20年目・炭谷はチームの立て直しを意識

西武の中村剛也選手、炭谷銀仁朗選手、栗山巧選手

プロ野球・西武の栗山巧選手、中村剛也選手、炭谷銀仁朗選手が16日、自主トレを公開し今季の意気込みを語りました。

1983年生まれで41歳の栗山選手と中村選手。キャンプインまであと少しとなり体の状態は順調に仕上がってきているとコメント。共にプロ24年目のシーズンを迎えることについて栗山選手は「そんなに深くは考えていない。今年は今年で頑張れるようにしていきたい」と語りました。

また、現在37歳でプロ20年目を迎える炭谷選手は「僕は去年西武に帰ってきて栗山さんと中村さんと（下の代の選手と）の間がだいぶ空いちゃって、若い子たちが多い中で僕のキャラも生かしつつ、いい意味でやりやすいチームになればいいと思っています」と若手とベテランのつなぎ役の意識を語りました。

そんな中、炭谷選手は西武の昨シーズンの成績に触れ、「やっぱり去年の成績を踏まえてもっと違う形で、いろいろなことをやらないといけないと感じている」とベテランとしてのチームの立て直しも考えている様子でした。

西武は2008年以来日本一から遠ざかっており、その日本一を経験した西武在籍の選手は栗山選手、中村選手、炭谷選手だけとなっており、栗山選手は「日本一になりたいというのは常に思っている。今年はなんとか達成したい」とコメント。炭谷選手は「また3人そろってビールかけがしたい。心と体はいつでも試合に出られるように準備はしつつ、キャッチャーとして試合以外の役割もあると思うのでチームに貢献できるようにケガ無くやっていきたい」と意気込みました。