アメリカのバイデン大統領 最後の演説 成果を強調…“トランプ氏批判”も
日テレNEWS NNN / 2025年1月16日 12時6分
アメリカのバイデン大統領は15日、今月20日の退任を前に国民に向けた最後の演説に臨みました。ワシントンから中継です。
演説冒頭、バイデン大統領はイスラエルとハマスが停戦と人質の解放に合意したことに触れ、「私のチームが立案し、交渉したものだ」と述べ、停戦は自身の成果だと強調しました。
バイデン大統領
「きょう未明、私の政権による8か月にわたる絶え間ない交渉の末、私が5月に提示した内容で、イスラエルとハマスが停戦と人質取引に合意した。計画は私のチームが立案し、交渉したもので、次期政権がその大部分を実施することになる」
バイデン氏は、新型コロナ禍から経済の再建を成し遂げたとして雇用の創出など成果を強調すると共に、民主主義を守ることの重要性を訴えました。
その上で、間もなく大統領になるトランプ氏を念頭に批判しました。
バイデン大統領
「いかなる大統領も、在任中に犯した罪から免責されないことを明確にするため、憲法を改正する必要がある。大統領の権限は際限がない。絶対的なものではなく、そうあるべきでない」
バイデン氏はまた、トランプ氏の周辺に冨や権力が極端に集中しているとして「危険な状態だ」と国民に警告しました。バイデン氏は「億万長者に対し、減税をするのではなく、公平な負担を負わせることによって税制を改革しなければならない」と訴えました。
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