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「10キロで消えた」「1人でいけるんですね」中央大・吉居駿恭の独走劇にライバルも衝撃

日テレNEWS NNN / 2025年1月19日 18時15分

1区で序盤から先頭に立つ中大の吉居駿恭選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)

1月2日、3日に行われた第101回箱根駅伝は、青山学院大学が2年連続8度目の総合優勝で幕を閉じました。

19日に放送された日本テレビの『もうひとつの箱根駅伝』では、その戦いの裏側を公開。101回目の始まりを告げた1区で、伝統校の3年生がみせた快走劇に監督のリアルな声が響きました。

大手町から一斉にスタートした1区では、中央大学の吉居駿恭選手が序盤から飛び出す展開。「いったな。飛ばしてるな」と各監督者もその様子をみつめる中、後続選手はそのハイペースにはつかず、独走状態となります。

徐々にその差が開いていくと、青山学院大学の原晋監督は「いかんかなぁ。誰もいかんなぁ」と焦りの声が漏れます。駒澤大学の藤田敦史監督は「もういかねぇとダメだな」、國學院大學の前田康弘監督は「いけってば。逃がしちゃだめだよ」と大きな声で声をかける様子が見られました。

吉居選手はそのまま独走を続け、区間歴代4位の快走。2位で鶴見中継所に飛び込んだ駒澤大学の帰山侑大選手とは、1分32秒の差をつけました。

1区を走り終えた帰山選手は「すげー1分くらい差がついたよたぶん」と吉居選手にかけより健闘をたたえあいます。また区間6位に入った國學院大學の野中恒亨選手も「1人でいけるんですね。すごい」と苦笑い。帰山選手は「全く見えなかったもん」と続けると、野中選手も「めっちゃ見えない。10キロで消えた」とその走りのすごさを語りました。

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