【ラグビー】東京SGが今季5戦目で初勝利 後半イエロー2枚の大ピンチも三重の猛攻をしのぐ

今季初勝利の東京サンゴリアス（写真：西村尚己/アフロスポーツ）

◇ラグビーリーグワンディビジョン1 第5節 東京サンゴリアス27-19三重ホンダヒート(19日、鈴鹿)

リーグワンの東京サンゴリアス(東京SG)が三重ホンダヒート(三重)と対戦し、第5節にして今季初勝利をあげました。

今季ここまで2敗2分けと勝利がなかった東京SGは前半5分にPGを決め先制しますが、前半11分に自陣約1mまで攻め込まれるとラックから三重のタリフォロフォラ・タンギパ選手に持ち込まれ3-7(キック成功)と逆転を許します。

それでも前半18分、敵陣約10mの右サイドからモールで前進すると左へ大きく展開し最後は南アフリカ代表の快足ウイング、チェスリン・コルビ選手がトライし8-7で逆転しました。

さらに前半25分にはラインアウトからバックスに展開するとラインに参加していたNO8のショーン ・マクマーン選手が相手ディフェンスのラインを突破。約40mを走りトライを奪うなど前半を18-7で終えます。

しかし後半開始すぐにトライを奪われるとフランカーのサム・ジェフリーズ選手がイエローカードで一時退場。さらに後半10分から途中出場したキャプテンでフッカーの堀越康介選手にも危険なプレーでイエローカード判定がでるなど後半20分にもトライを許し21-19と2点差まで迫られます。

それでも後半31分に高本幹也選手がPGを決め24-19とし、試合終了間際には三重の猛攻を必死のディフェンスでしのぎ、ターンオーバーからドロップゴールを決め試合終了。27-19で東京SGが今季初勝利をあげました。