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“駅伝王国”長野が4連覇 高校日本一の佐久長聖勢が躍動 早大の伊藤大志が栄光のフィニッシュ「すごく厚みのある経験」

日テレNEWS NNN / 2025年1月20日 6時11分

4連覇を達成した長野の選手たち(写真:時事)

◇第30回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(19日、平和記念公園前発着:全7区間48km)

広島で行われた全国都道府県対抗男子駅伝は、長野が2時間16分55秒の大会新記録で史上初の4連覇を達成。11度目の頂点に立ちました。

1区(7.0キロ)では濵口大和選手(佐久長聖高3年)が区間賞で好スタートを切ると、その後7位まで順位を落としますが、5区(8.5キロ)の佐々木哲選手(佐久長聖高3年)が区間新記録の快走でトップを奪取。全国高校駅伝で佐久長聖高を連覇に導いたメンバーが躍動すると、最後は伊藤大志選手(早稲田大学4年)が優勝のフィニッシュテープを切りました。

4連覇は大会史上初。長野が持つ最多優勝数も11に更新するなど、中学生から社会人までが一丸となり、“駅伝王国”としての強さをみせました。

早稲田大学の主将を務めたアンカーの伊藤選手は、「先輩方が築いてきてくださった伝統あるたすき、伝統あるゴールテープを切らせていただいたので光栄です」と喜びを口にします。

人生で初めての駅伝でのアンカーだったといい、「強豪チームのアンカーということですごくプレッシャーはあったんですけれども、競技人生の中で初めてそのプレッシャーを楽しみに変えることができた」とコメント。「人生の中で幅ができたすごく厚みのある経験をさせてもらったので、これを自分の強さに生かせるように、様々な強さを自分に吸収させていきたい」と力強く答えました。

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