ドジャース・佐々木朗希獲得の立役者は「山本由伸」 現地でも話題 来月開始のキャンプも「参考になる部分が多い」

佐々木朗希投手と山本由伸投手【写真：日刊スポーツ/アフロ】

ドジャースへの入団が決まった佐々木朗希投手。球団決定への立役者として山本由伸投手の存在が話題になっています。

現地では「佐々木投手の獲得へ重要だったのは山本投手との会話」と報道。「ドジャースが山本投手の1年目をいかに手助けしたか説明したことで佐々木投手がドジャースを選ぶカギとなった」と伝えられています。昨季メジャー1年目のシーズンを過ごした山本投手は、6月に右肩のケガでの離脱を経験するも、球団のサポートのもと順調に復帰。ワールドシリーズでも先発登板し7回途中1失点の好投で、世界一に貢献しました。

元メジャーリーガーの五十嵐亮太さんと元巨人監督の高橋由伸さんも、山本投手の存在について言及。

佐々木投手と同じピッチャーとしてメジャー1年目を終えた山本投手について「1年間戦って自分の中で何が必要で何が足りなかったのかをわかっている。そういった先輩が近くにいるっていうのは佐々木投手にとっては大きい」と語りました。

さらに、来月から始まるキャンプについてもコメント。

メジャー経験者の五十嵐さんは「日本とアメリカのキャンプの流れって全然違う。その流れを知る上では、山本投手や大谷選手がいるとスムーズさが生まれてくる」とし、「（アメリカのキャンプでは）全体練習っていうよりも個人の練習をその中でどうやっていれるかっていうのがすごく大事で、どのタイミングで入れるかが難しい。『自主練はこの時間帯で入れた方がいいよ』とか教えてもらえるのがすごくいいのかな」と語りました。

加えて高橋さんは「どちらかというと山本由伸投手がいるってことの方が、練習の予定っていう部分ではいいのかも」とコメント。「大谷選手だけだと、打つことのトレーニングも結構あるわけですし。山本投手の方がもしかしたら参考になる部分は多いかもしれないですね」と、山本投手が在籍している強みを語りました。

（1月18日放送の日本テレビ『Going! Sports&News』を再構成）