大谷翔平の全打席を三振で抑えた左腕タナー・スコットがドジャースに加入　“天敵→強力な仲間”へ　連日の補強で盤石の布陣が完成

日テレNEWS NNN / 2025年1月20日 12時43分

ドジャースに加入したタナー・スコット投手(写真：AP/アフロ)

MLB・ドジャースは日本時間20日、パドレスからFAとなっていた救援左腕タナー・スコット投手と4年7200万ドル(約112億円)の大型契約を結ぶことで合意したと、MLB.comのマーク・フェインサンド記者が関係者から情報を得ました。

現在30歳のスコット投手は昨季、72試合に登板して9勝6敗22セーブ、11ホールド、84奪三振、防御率1.75を記録。自身初のオールスター・ゲーム選出を果たしました。また、ポストシーズンでも5試合に登板して無失点の好投。今季の打率.310の大谷翔平選手と対戦した4打席はすべて三振に仕留め、「大谷の天敵」として話題になりました。

ドジャースは、18日に佐々木朗希投手の獲得に成功したばかり。豊富な先発陣に加え、左腕3人・右腕4人と左右のバランスが取れた完璧なブルペン陣を敷きます。今オフはトライネン、テオスカー・ヘルナンデス選手と再契約を結び、トミー・エドマン選手と契約延長。佐々木投手、ブレイク・スネル投手、スコット、マイケル・コンフォート選手、金慧成(キム・ヘソン)選手らを獲得し、積極的な補強を実行。昨季王者が充実の戦力で2025年シーズンを迎えます。