“佐々木朗希さんになるのではなく、いつか追いつけるように” 巨人ドラフト4位の石田充冴 「化」けたと言われる投手になりたい

巨人のドラフト4位、石田充冴投手（背番号90）

◇プロ野球・巨人新人合同自主トレ　第2クール2日目（19日、稲城市）

ドラフト4位の石田充冴投手のグラブの内側には「化」という文字が刺しゅうされています。

「単純に化ける。自分的にも周りからも『化けた』と。そういう圧倒できるピッチャーになりたいんで、字もカッコいいですし、入れました」

その化けたい目標は誰なのか聞くと、「佐々木朗希さん」という答えが。「いつでも三振がとれるピッチャーですし、打者を圧倒しているところがあるんで、目標とさせてもらっています」と続けました。

「こんなピッチャー今まで見たことなかったという衝撃があって・・・」

くしくも身長は同じ192センチ。体の使い方などを参考にさせてもらっている、と話したものの、「見よう見まねでやっている訳ではないです」と説明。どちらかというと、佐々木投手が行っている体のつくり方に興味があるようで、ストレッチのやり方などを参考にしていると話しました。

「佐々木朗希さんにはなれないんで、違った武器を持って、彼にいつか追いつけるような存在になりたいですね」

その素材を見込まれて巨人に入団した石田投手。キャンプは3軍スタートとなっています。