「箱根ぐらい楽しかった」青学・田中悠登 仲間との並走、さわやかな笑顔で駆け抜けた全国男子駅伝
日テレNEWS NNN / 2025年1月21日 6時2分
◇第30回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(19日、平和記念公園前発着:全7区間48km)
「箱根ぐらい楽しかった」
青山学院大学4年・田中悠登選手は、福井県代表のアンカーとして出場。レース後のインタビューではさわやかな笑顔を見せました
田中選手は、最終区で同じ青山学院大学・3年生の黒田朝日選手(岡山)に3秒遅れでタスキを受けスタート。すぐさま追いつき並走となると、2人はレース中にも笑顔をみせます。最後は黒田選手に離されましたが、ふるさとのタスキをフィニッシュまで届けました。
田中選手は、卒業後に地元福井の放送局でアナウンサーとなるため、大学で競技は引退。フィニッシュテープを切る際には、箱根駅伝でも話題となった“セルフ実況”を披露し、「最後は笑顔でのゴール!」の声が響きました。
レース後は、「世界の黒田とちょっとでも並走できて、一生自慢できると思います」と笑顔。「練習を思い出しました。箱根ぐらい楽しかった」と振り返ります。黒田選手は「すぐに田中さんが追いついてきて、楽しかったです」と語りました。
また田中選手は、「やっぱり落ち着く」と語るようにレース前には、同学年の白石光星選手(宮城)とも談笑。前日は「同級生なので。彼(白石)には負けたくない」と語っていましたが、田中選手が白石選手より32秒速く駆け抜けました。
白石選手は「負けちゃったのでこの借りを返せる場所がないので悔しい。めちゃくちゃいじられると思います」と悔しさ交じりに話しつつも笑みを浮かべました。
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