12球団監督会議初参加の阪神・藤川球児監督 意見したのは未来の子供たちへ向けた戦略

12球団監督会議に出席した阪神の藤川球児監督

プロ野球12球団監督会議が20日行われ、阪神の新監督・藤川球児監督が出席しました。

12球団監督会議では毎年シーズン前に全球団の1軍監督、2軍監督が一堂に会し、プロ野球発展のために、ルール改定など意見の交換が行われます。

初参加である藤川監督は「ルールに関してはNPBが決めてその中で監督経験がある方が意見を言い合う。昨年までのデータを基にこんなことがありましたといって私はそのデータがないので注意深く聞いていました」と話します。

そんな中でも「阪神は歴史の長い球団ではあるんですが、次世代の子供にむけて先輩を敬った上で次に進んでいかないといけない。戦略ですよね。テレビ、メディアの使い方、SNSの使い方も考えて子供たちにつなげていかなきゃ」と先を見据えた意見を述べたといいます。

いよいよ来月2月1日から始まる春季キャンプ。「我々にとっての正月が来ますから、そこに高ぶる気持ちと選手たちをコントロールしなければいけないってところはあげすぎず落ち着かせすぎず。チームの動きが私の動きで決まってくるので落ち着いて戦っていきたい」と新監督は意気込みました。