河村勇輝の超絶背面パスでファン熱狂！24得点14アシストでGリーグで5度目のダブルダブル達成 チームは敗戦も存在感

Gリーグで躍動する河村勇輝選手(写真：アフロ)

◇NBA・Gリーグ ハッスル104－113レジェンズ（日本時間21日、コメリカ・センター）

NBAグリズリーズ下部組織メンフィス・ハッスルの河村勇輝選手は、レジェンズ戦に先発出場。チーム最長の40分プレーして24得点、14アシストをマーク。Gリーグでは5度目のダブルダブルを達成。チームは逆転負けとなりましたが、コートで存在感を示しました

第1Qの残り11分38秒、右ウイング付近からチーム初得点となる3Pシュートを決めると、初アシストは残り10分43秒、左ウイング付近からドライブイン。レイアップを打つと見せかけてゴール下でカッティングしてきた味方にパスしてダンクを演出します。

圧巻だったのは残り8分49秒、スチールを決めて速攻すると、再びレイアップを打つと見せかけて今度は背面から味方にパスし得点を演出。会場を大きく沸きました。

さらに、残り8分17秒には相手のディフェンスの隙間にバウンズパスを通し味方のレイアップシュートを演出して連続アシスト。残り5分5秒にはセンター付近からこの日、2本目の3Pシュートを沈め勢いは止まらず。残り1分40秒には味方のパスを受けるとゴールを通過して逆サイドからレイアップを決めると、残り1分25秒にはスチールから速攻を決めました。

第2Qは残り8分41秒から途中出場。残り6分54秒には左ウイング付近から細かくステップを踏んで3Pシュートを決めると、残り32秒にもトップ付近からバンクショットでこの日4本目の3Pシュート。前半だけで20得点8アシストの活躍でハッスルが56-48とリードして折り返します。

後半は4得点と得点は伸ばせませんでしたが、第3クオーターに身長2メートル10センチと、38センチの身長差がある相手選手のシュートをブロックするなどディフェンスでもチームをけん引。

河村選手は、チームで最も長い40分35秒プレーし、チーム最多となる24得点、14アシスト、Gリーグ5度目となる「ダブルダブル」を達成。スティールも6つマークしました。

しかし試合は、ハッスルが第3クオーターで逆転を許し、104対113で敗れています。