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カレー1食あたりの費用が過去最高値…500円以下の『朝カレー』そば店の定食も

日テレNEWS NNN / 2025年1月22日 9時51分

日テレNEWS NNN

1月22日は『カレーの日』。43年前、栄養士の団体がカレーを学校給食のメニューとして提供していくことを決めた日なんだそうなんです。そこでワンコインで食べられるお得な“朝カレー”を取材し、安く提供できるワケを探りました。

後藤楽々キャスター

「おいしい朝ごはんが食べた~い!と、いうことで、今日はこの500円で食べられる朝カレーを探してきます」

午前7時。朝カレーが人気と聞いて、後藤楽々キャスターがまずやってきたのは、そば店。

後藤楽々キャスター

「ありました。500円朝定食で朝カレー定食」

お店をのぞくと確かにいました、カレーを食べるお客さん!カレーを出すそば店は数多くありますが、こちらではカレー目当てに来る人も多いそうで…

お客さん

「おそばやさんで食べられるとは思えないぐらいスパイシー」

「500円とは思えないクオリティー」

朝カレー定食500円。カレーには本格的なスパイスが10種類以上!そこにそばつゆを合わせてお店ならではの味わいにしているそう。ひと口食べてビックリ!

後藤楽々キャスター

「おいしい!あらま!スパイスの味、パンチがあるのですが後からダシの甘さが追いかけてきて、奥深い!これ本格的!です。飲めちゃう」

よもだそば有楽町店 店長 戸崎充さん

「何回も試作を重ねて、最終的にこれにたどり着いた」

元々、お店のオーナーが“そば業界で生き残るべくカレーを売りにしよう”とさまざまなカレー店を巡り、試行錯誤したそう。鶏の手羽元やトマト缶、ヨーグルトなども使い、奥深い味わいに仕上げているそうです。カレーは毎日、お店で仕込んでいるといいます。

後藤楽々キャスター

「このボリュームで500円ってなかなかないと思う」

よもだそば有楽町店 店長 戸崎充さん

「朝版はサービスで、価格を抑えている」

セルフサービスのそば店だからこそ、この価格が維持できているそうです。

今月、帝国データバンクが発表した調査によると家庭で作るカレーライスの費用は特に具材や米の値段が上昇。1食あたり377円で、ここ5年で100円以上も上がっているんです。

そんな中、飲食店で500円以下という激安朝カレーを発見。御茶ノ水駅すぐの商業施設には、カレー激戦区・神田に本店をもつ名店が。

後藤楽々キャスター

「ありましたよ。今日も元気に朝カレー。しかも値段、450円。安い!」

豆と野菜のカレー「サンバル」。インド料理のサンバルとは南インドの定番料理として知られ、朝食としてもよく食べられるといいます。

後藤楽々キャスター

「野菜の甘みがしみ出しています、このカレーに。大根とかナスとかが入っているので野菜も朝からとれてうれしい。結構ちゃんと辛いです。HOTな感じですね」

エチオピアカリーキッチン 御茶ノ水ソラシティ店 店長 中西康成さん

「朝ですし、軽く食べてお仕事に行ってもらえるように作った。コストはギリギリでやっています」

実は、サンバルはお肉を一切使わないため、コストを抑えられて、かつあっさりとした味わいに仕上がり、朝にぴったりだそうです。

さらに、おうちのカレーがおいしくなるというアイデアを教えてもらいました。輸入食品の販売店などでも買えるというタマリンドです。インドでは果実をペーストにして料理によく使うそうでスタッフが味見させてもらうと。

スタッフ

「あっ、酸っぱい!」

カレーに少し加えるだけで、味に深みが出るということです。

(1月22日放送『Oha!4 NEWS LIVE』より)

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