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西山朋佳女流三冠、棋士編入試験の対局に敗れる 女性初のプロ棋士誕生は持ち越し

日テレNEWS NNN / 2025年1月22日 20時38分

日テレNEWS NNN

棋士編入試験の対局にのぞんでいた西山朋佳女流三冠は敗れて不合格となり、女性初のプロ棋士誕生は持ち越しとなりました。

西山朋佳女流三冠(29)は22日、棋士編入試験の第5局で若手棋士の柵木幹太四段(26)との対局にのぞみました。

西山女流三冠はプロ棋士とは別の資格の「女流棋士」として活躍しています。

棋士編入試験は「試験官」を務める若手棋士5人を相手にした五番勝負で3勝すると合格となりますが、これまで西山女流三冠は2勝2敗で、合格に王手をかけていました。

22日の最終局では激戦の末、西山女流三冠は柵木四段に敗れて不合格、女性初の棋士誕生はなりませんでした。

西山女流三冠は「5人の試験官の方々には公式戦もあってお忙しい中、メリットのないような対局でも向き合ってくださったことをすごく感謝しています」と語りました。

また、今後の目標について「落ち込んでいる間もなく女流タイトル戦をさせていただくということでそちらの方も注目してもらえるとうれしい。本当に女流棋界は今、どんどん魅力を増してきたので、私自身、そういったところに少しでも携わっていければ」と答えています。

最終局で試験官をつとめた柵木四段は「こちらの形勢が良くても追い込まれていく感じがした」「終盤は負けていてもおかしくないと思いながら指していた」と振り返りました。

将棋界では原則、棋士養成機関の「奨励会」を勝ち上がることができれば、四段に昇段し「プロ棋士」となりますが、これまで女性でプロ棋士となった人はいません。

棋士編入試験について西山女流三冠は今後プロ棋士を相手に規定の成績を収めれば再び受験資格を得ることができます。

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