【独自】中国・蘇州市の日本人親子ら死傷事件 男が初公判で“日本との関係語らず”
日テレNEWS NNN / 2025年1月22日 10時24分
去年、中国・江蘇省の蘇州市で、日本人の親子らが男に切り付けられ死傷した事件で、男が初公判の中で犯行の動機について、日本との関係を語らなかったことが新たに分かりました。
江蘇省の蘇州市内で去年6月、日本人学校のスクールバスを出迎えていた親子らが男に刃物で切り付けられた事件では、日本人の親子がケガをし、バスの案内係をしていた中国人の女性が死亡しました。
50代の中国人の男が殺人などの罪に問われていますが、犯行の動機について中国側は、「偶発的」とだけ説明していて、日本人を狙ったのかなど詳しい動機が注目されていました。
複数の日本政府関係者によりますと、今月9日の初公判では、動機に関して日本についての言及は男や弁護側からなかったということです。
この事件の3か月後には、深セン市で日本人の男子児童が殺害される事件も起きていて、中国の日本人社会では反日感情の高まりへの不安が広がっていました。23日、男に対し、判決が言い渡される予定です。
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