【全豪OP】車いすテニス・上地結衣が3度目の制覇 5年ぶり四大大会制覇で通算9勝目

全豪OPを制した上地結衣選手（写真：ロイター/アフロ）

◇テニス全豪オープン（25日、オーストラリア）

車いすテニスの全豪オープン女子シングルス決勝が行われ、第一シードの世界ランク2位・上地結衣選手がアニク・ファン クート選手（オランダ）を下し、自身3度目の全豪オープン制覇を果たしました。

12年連続13回目の出場となった上地選手は、1回戦で世界ランク17位の船水梓緒里選手、準々決勝で同14位のL・デ グリーフ選手（オランダ）、準決勝で同7位のリ・シャオフイ選手（中国）を下し、決勝に進出。

そして決勝で世界ランク3位のファン クート選手と対戦した上地選手は第1セット、第1ゲームから4ゲームを連取すると、その後は2ゲームを交互に取る形となり6-2で勝利。第2セットは第2ゲームで先にブレークを奪うも第5ゲームまで3-2と接戦となります。それでも第6ゲームから3ゲーム連続で奪い6-2で勝利。2020年以来5年ぶりの四大大会制覇を果たし、シングルスではグランドスラム通算9勝目をあげました。