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【卓球】張本美和 父親へ“ジュニア3連覇”の誕生日プレゼント 一般の部5回戦、6回戦もストレート勝利でベスト8進出「やっぱり優勝が1番気持ちがいい」

日テレNEWS NNN / 2025年1月25日 9時15分

コーチ兼父親と手を合わせる張本美和選手(写真:松尾/アフロスポーツ)

◇天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権大会(24日、東京体育館)

張本美和選手が1日5試合のハードスケジュールを戦い抜き、女子シングルス・ジュニアの部3連覇、女子シングルス・一般の部ベスト8進出を決めました。

張本選手はこの日、ジュニアの部の準々決勝で17歳の青木咲智選手、準決勝で16歳の小塩悠菜選手にストレート勝利。決勝では17歳の面手凛選手に逆転勝利で3度目の頂点に立ちました。

ジュニア3連覇を決めた試合後は、父親と勝利を分かち合う姿を見せた張本選手。この日は父親・張本宇コーチの誕生日ということもあり、“ジュニア3連覇”が誕生日プレゼントとなりました。

また、張本選手は「今日はお父さんの誕生日なので、12時ぴったりにお父さんにメッセージを送って寝て、朝7時ぐらいに起きました」と多忙ながらも父親思いの一面も見せました。

勝利しコーチである父親と抱き合って喜ぶ張本美和選手(写真:松尾/アフロスポーツ)

ジュニア3連覇の余韻もつかの間、表彰式後は駆け足で女子シングルス・一般の部5回戦の会場へと向かった張本選手。しかし、疲れを感じさせないプレーで中央大の高橋あかり選手にストレート勝利を収めます。

続く6回戦の相手はカットマンの佐藤瞳選手となり、「正直、4試合目が終わった後、次の選手がカットマンの選手だったので、ちょっと(疲労が)やばいなと思った」と長期戦への不安があったという張本選手でしたが、結果はストレート勝利と圧巻のプレーを見せ、ベスト8進出を決めました。

ジュニアの部と一般の部に出場する思いについては「正直、少し迷いました。特にジュニアの方は昨年も優勝したので迷っていましたが、いろんな選手が強くなってきている中で、もう一回自分が優勝を目指して頑張りたいっていう気持ちが強かったので、出ることを決めました」とコメントしました。

昨年の全日本選手権では惜しくも準優勝となった張本選手。今大会への思いについては「優勝したらその大会は自分が1番っていうことになるので、やっぱ自信にもなりますし、そういう面ではやっぱり優勝が1番。嬉しいんだろうなというか、気持ちがいいんだろうなっていうふうに考えた時に、やっぱり優勝したいって気持ちが大きい」と力強く意気込みました。

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