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中村雅俊「カメラを見て“なんか撮影?”みたいな」 新宿ゴールデン街での映画撮影に驚き

日テレNEWS NNN / 2025年1月25日 23時2分

イベントに登場した中村雅俊さん 配給:パルコ ユニバーサル映画 (C)Focus Features. All Rights Reserved.

俳優の中村雅俊さん(73)が、本木雅弘さん(59)、Kōki,さん(21)とともに映画『TOUCH/タッチ』の舞台挨拶に登場。撮影での裏話を明かしました。

アイスランドの監督、バルタザール・コルマウクルさんが手掛ける本作。中村さんは監督の手法で驚いたことがあったそうで「新宿ゴールデン街で撮影したんですけど、とにかく酔っ払いが多くて、そのなかで撮影するわけですよ。日本だったらそういう方は、“すみません”って(よけてもらう)感じなんですけど、(酔っ払いが)いたままでやる」と明かしました。

その時の様子について「だからカメラを見て“なんか撮影?”みたいな。NGが出るんですけど、かといって見物する人をはけるわけじゃなくて、そのまま、また(次の撮影に)移るんですよ。それをずっと繰り返していて、“これ終わるのか?”って、ちょっとした違和感を感じながらやっていました」と、戸惑った思い出を吐露。

また、本木さんから「皆さん(新宿に)中村さんがいたら驚いていたでしょうね」という言葉も。それに対し、中村さんは「俺に気づくっていうより撮影自体に興味を持っている、かつ酔っ払っているから、率先してカメラの前に行こうという。結構不思議な空間で撮影させてもらった」と振り返りました。

そんな東京での撮影シーンについて、本木さんは「東京パートは映画のなかでより臨場感が伝わってくる、現代に気持ちをつないでくれるいいシーンですよね」と表現しました。

『TOUCH/タッチ』(公開中)は、初期の認知症となった主人公・クリストファーが、50年前に突如、姿を消した恋人の謎を追うラブストーリー。中村さんは主人公が日本で出会い、酒を酌み交わす久多良木を演じます。

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