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イチローのすごさは「対応力」NPBで6年対戦・工藤公康が明かした対策「配球は相当考えました」

日テレNEWS NNN / 2025年1月26日 6時0分

イチロー氏について語った工藤公康さん(写真:日刊スポーツ/アフロ)

アジア人初となるアメリカの野球殿堂入りを果たしたイチロー氏について、通算224勝をあげ現役時代イチロー氏とも対戦した工藤公康さんがそのすごさについて語りました。

イチロー氏は1991年ドラフト4位でオリックスに入団。3年目の1994年に鈴木一朗から登録名をイチローに変更すると、振り子打法と言われた独特の打ち方でヒットを量産し、プロ野球史上初となるシーズン200安打を達成。野手史上最年少の21歳でMVPを獲得するなど、数々の記録を作りました。

そんなイチロー氏と工藤さんはNPBで1994年から1999年に対戦。75打数32安打で打率.427とされ、特に98年と99年は28打数14安打と打ち込まれました。

イチロー氏のすごかったところを聞くと「僕たち投手陣も工夫をする。ほぼ投げないボールも投げたりインサイドからスライダー、カットボールを投げたり、対左打者に対してあまり投げないボールを投げたり。一度は抑えられるんですけど1か月ぐらい経って『もう忘れてるだろう』って頃に投げたらスコーンってライト線に2ベース打たれました」と様々な対策を練っていたことを明かしました。

工藤さんはイチロー氏の頭の中を分析し、「(投手の)腕の出てくる軌道だとかボールの軌道、全部イメージされてしまう。そのイメージした軌道にボールが来たら確実に打たれてしまう」と一度見たボールに対する対応力のすごさを語りました。

さらに対戦をしていた当時を振り返り「苦手なところは誰もがあります。その球種自体が苦手という打者もいれば、配球の組み合わせが嫌いな打者もいる。僕自身たくさん球種を持っていたわけではないですけど、その球種をいくら組み合わせても最終的には打たれる」

「配球は相当考えました。でも後半はもう考えに考えてもなかなか答えが出なかった。『どうしようかな?』みたいな(笑)」とお手上げ状態だったと語りました。

(1月25日放送 日本テレビ「Going! Sports&News」を再構成)

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