【卓球】早田ひな 勝利後に隣のコートへみせた“気づかい” 3連覇へあと2勝

勝利後も他の試合に配慮をみせる早田ひな選手

◇天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権大会(25日、東京体育館)

全日本卓球選手権では25日、女子シングルス準々決勝が行われ、試合に勝利した早田ひな選手がスポーツマンシップあふれる行動を見せました。

大会3連覇を狙う早田選手は芝田沙季選手に4-1(11-5/11-7/12-10/8-11/11-5)で勝利し、7大会連続の準決勝進出を決めました。

早田選手は試合後、コートを後にしますが観客席の前を通る際、早田選手への拍手や賛辞の声が会場に響き渡ります。

しかし、隣のコートでは張本美和選手と山崎唯愛選手の準々決勝が終わっておらず、早田選手はコートを指さしながら自身への声援を控えるようジェスチャーで促し、声援が落ち着きました。

他の選手を気遣う女王らしい姿を見せた早田選手は、3連覇に向けて「今日と明日また違う感覚で試合をすることになると思う。1試合目よりも2試合目、2試合目よりも3試合目、そして今日と、自分の勘もそうですし、感覚がよくなっていると感じるので、明日の自分は自分に任せて、今日はしっかり休んで、思う存分ケアして明日に備えたいなと思います」と意気込みました。