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フジテレビ会見 フジテレビ記者から港社長に情報隠蔽の意図がなかったか質問 港氏「守りたいとか隠したいという気持ちはなかった」

日テレNEWS NNN / 2025年1月27日 21時13分

日テレNEWS NNN

27日午後4時から、フジテレビが行っている会見で、フジテレビの記者が質問に立ち、港浩一社長に対し、中居正広さんと女性のトラブルについて、コンプライアンス部門トップの遠藤副会長への事案の共有が遅れた背景に、情報を隠蔽したい意図がなかったのかと問いただす場面がありました。

会見開始から4時間が過ぎた午後8時過ぎに質問したフジテレビの記者は、コンプライアンス部門のトップである遠藤龍之介副会長がトラブルについて知ったのが、週刊誌から取材をうけた去年12月だったことを指摘。

関与が報じられたフジテレビの社員について、「社長とも懇意にしていたと聞いている」とした上で、共有が遅れた背景に、「隠したいものや守りたいもの、(中居氏と女性の)示談が済めばそのまま、無きものにしたいというもの(思い)はなかったのか」と問いただしました。

これに対し港社長は「守りたいとか隠したいという気持ちはなかった。(報じられた)社員が関与しているのではないか、という可能性を知ったのは去年の夏以降なので、(2023年の事案発生時に)そういう要素(社員の関与の可能性)が入る余地はなかった」と説明しました。

一方、遠藤副会長は、「知らなかった理由については、社長の港が述べている通り(女性の心身を最優先で考えた)だと思うが、それであってもやはり、共有すべき問題だったと思う」と指摘しました。

「女性のメンタルを考えながら、この人に知らせる、この人に伝えるよと、伝える理由も述べながら(共有範囲を)広げていくということは、簡単ではないが可能であったと思う」としています。

なお社員の関与について、フジテレビは会見で、改めて「関与はなかった」とした上で第三者委員会の評価に委ねたいとしました。

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