「1人で音楽を聴きながら」イチローの高校時代を愛工大名電の先輩・工藤公康が語る「100年に1人の選手だな」
日テレNEWS NNN / 2025年1月27日 6時0分
アジア人初のアメリカ野球殿堂入りを果たしたイチロー氏。現役時代のすごさを愛知・愛工大名電高校の先輩で、現役時代に対戦のある工藤公康さんが語りました。
イチロー氏は92年からオリックスでプレーすると、94年から00年にかけて7年連続で首位打者を獲得。01年にシアトル・マリナーズへ日本人野手初のメジャーリーガーとして移籍。新人から10年連続で200安打以上放ち、MLB通算19年間で3089安打、打率.311を記録しました。また、04年には歴代最多記録の262安打をマークしています。
工藤さんが特にすごさを感じたというのが、イチロー氏が打ち立てたNPB7年連続首位打者の記録。「まず続けることが難しい。成績を残したらどこの球団も対策をしてくる、プロで一番難しいのってそういうところなんです。イチロー君に打たれるピッチャーが多いので、どこの球団もなんとか抑えようってするんですよ」とトップレベルの成績を出し続ける難しさを語りました。
さらにすごいと感じたのはイチロー氏の向上心。「イチロー君はたとえ成績を残したとしても、最高のプレーをするためのルーティンをつくってみんなの対策を上回ってくる。20代の若かった頃のイチロー君がそれをやってたっていうのはすごい。若い頃からそういう考えにはなかなか至らない、野球をやるために生まれてきたような選手なのかなと思います」と、理由を明かしました。
イチロー氏と言えばバッターボックスで投手へ向けバットを立てるルーティン。工藤さんはそれ以外にもイチロー氏のルーティンを大切にする姿を感じる出来事があったといいます。
工藤さんは高校時代のイチロー氏の試合前の様子を見たことがあるそうで、「普通は試合前ってみんなロッカーでご飯食べた後にちょっとリラックスしたりする。そういう時間をイチロー君は第2ロッカーみたいなところで、1人でイヤホンで音楽を聴きながらすごく集中してました。すごく大事にするんですよ、集中力を高めるために、彼自身が持っているものをより磨こうとしている。彼のような意思を持っている選手は100年に1人だなと思いますね」と振り返り、選手としての姿を称賛しました。
(1月25日放送 日本テレビ「Going! Sports&News」を再構成)
この記事に関連するニュース
-
「イチローはメジャーでは控え外野手だ」低評価に反して3089安打を放った“イチ流”の「自分を見失わない力」
文春オンライン / 2025年1月30日 11時0分
-
イチローのすごさは「対応力」NPBで6年対戦・工藤公康が明かした対策「配球は相当考えました」
日テレNEWS NNN / 2025年1月26日 6時0分
-
イチロー氏「残念なこととして」 ジョークあり、提言ありの“イチ流”殿堂入り会見 日米メディアも沸く
スポニチアネックス / 2025年1月24日 3時15分
-
イチロー氏 殿堂入り会見「投票してくれなかった記者の方、一緒にお酒を」“イチ流”ジョークに会場沸く
スポニチアネックス / 2025年1月24日 2時13分
-
イチロー氏が殿堂入り!未来担う子供たちが「モチベーション」 得票率92・6%で史上初の満票ならず
スポニチアネックス / 2025年1月16日 15時31分
ランキング
-
1河村勇輝、衝撃の12分間「信じられない…」漏れた脱帽の声 「7/7」に米熱狂「本契約来るぞ」
THE ANSWER / 2025年1月30日 9時39分
-
2水原一平被告、裁判で暴露した大谷翔平の私生活“婚前契約”の存在も明かす 「24時間365日待機」「激務なのに低賃金だった」との主張を繰り広げる
NEWSポストセブン / 2025年1月30日 7時15分
-
3広島・野村祐輔コーチが結婚「明るく温かい家庭を」 お相手は30代の一般女性
Full-Count / 2025年1月30日 12時2分
-
4イチローなら神の領域「WAR100」届いた説 NPBでの全盛期に衝撃、“幻の7年間”で米指摘
Full-Count / 2025年1月30日 11時2分
-
5プロ野球、今季はコーチが大シャッフル ライバル移籍や外部から招聘、人材不足で奪い合い
産経ニュース / 2025年1月30日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください