SBI新生銀 公的資金1000億円返済へ 早期完済・再上場目指す
日テレNEWS NNN / 2025年1月28日 17時5分
SBI新生銀行は28日、今年度中をメドに公的資金1000億円を返済する方針だと発表しました。
SBI新生銀行は、前身の日本長期信用銀行がバブル崩壊後の不良債権処理のため国から多額の公的資金を受け、およそ3300億円がまだ返済されていません。
今回返済する1000億円は自己資本から500億円を拠出し、親会社のSBIホールディングスから500億円の出資を受けるということです。
残る2300億円の返済についても政府と返済方法を協議し「可能な限り早期の合意を目指す」としています。
バブル崩壊後、国内の大手銀行には多額の公的資金が注入されましたが、現在、返済が終わっていないのはSBI新生銀行だけとなっています。
SBI新生銀行は今後、完済への道筋を明確にした上で、再上場の検討・準備を始めるとしています。
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