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「危険運転致死傷罪」法改正 来月法制審に諮問へ 飲酒運転やスピードの数値基準の明確化も 法務省

日テレNEWS NNN / 2025年1月28日 9時47分

日テレNEWS NNN

悪質な運転による交通事故に適用しやすくするための「危険運転致死傷罪」の見直しについて、鈴木法務大臣は28日、来月にも法制審議会に諮問することを明らかにしました。

「危険運転致死傷罪」をめぐっては、これまで、法定速度を大幅に超えた速度での運転や、飲酒運転などによる死傷事故でも適用のハードルが高いとして要件の見直しを求める声があがっていて、法務省の検討会は去年11月、報告書を取りまとめました。

報告書では、飲酒運転での呼気のアルコール度数について、「0.5ミリグラム以上」や「0.25ミリグラム以上」などといった数値基準を設ける選択肢が考えられる、などとしたほか、高速度での運転については、数値基準を道路の最高速度の「2倍」や「1.5倍」とすることが考えられる、と指摘していました。

こうしたことを受け、鈴木大臣は28日の記者会見で、2月10日に開かれる法制審議会の総会で、見直しについて諮問する方針であると明らかにしました。

法制審では、アルコールや高速度に加えて、タイヤを滑らせたり浮かせたりする行為についても諮問するということです。

今後、法改正について議論が進められることになります。

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