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奈良の遺跡群「飛鳥・藤原の宮都」 世界文化遺産候補に推薦へ 高松塚古墳など

日テレNEWS NNN / 2025年1月28日 16時14分

日テレNEWS NNN

政府は、奈良県の遺跡群「飛鳥・藤原の宮都」を世界文化遺産の候補としてユネスコに推薦することを決めました。

政府が28日、世界文化遺産の候補として推薦することを決めた「飛鳥・藤原の宮都」は日本列島で初めて生まれ、のちの時代にも文化的影響を与えた古代国家の宮都の遺跡群です。

天武天皇などの宮殿があったとされる飛鳥宮跡や藤原宮跡、極彩色の壁画が見つかった高松塚古墳など6世紀から8世紀の19の遺跡で構成されています。

政府は今月中に推薦書をユネスコに提出するとしていて、阿部文科相は「登録の実現に向け関係自治体と連携して取り組んでいく」としました。

今後、ユネスコの諮問機関・イコモスによる審査と評価結果の勧告を経て、順調にいけば来年夏頃の世界遺産委員会で登録の可否が決まる予定です。

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