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「チームのみんなでの勝利」史上初金メダルを獲得した女子サーブル団体 アンカー江村美咲が逆転劇【フェンシングW杯】

日テレNEWS NNN / 2025年1月28日 18時10分

フェンシングの江村美咲選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

女子サーブル団体日本代表(江村美咲選手、尾崎世梨選手、菊地心和選手、金子優衣奈選手)は日本時間27日、ブルガリアで開催されたフェンシングワールドカップにて金メダルを獲得しました。

世界ランキング7位の日本は、決勝で世界ランク4位のハンガリーと対戦。第8マッチを終えて35対40と劣勢の中、最終第9マッチを託された江村選手が大逆転を遂げ45対44で勝利。史上初となる金メダルを獲得しました。女子サーブル団体でのメダル獲得は、2022ワールドカップで銀メダルを獲得して以来の快挙となります。

フェンシング日本代表はパリオリンピック2024でもメダルラッシュ。それまで1大会のメダル獲得数は1つが最多でしたが、男子エペ個人に出場した加納虹輝選手が個人種目で日本史上初となる金メダルを獲得するなど、金メダル2、銀メダル1、銅メダル2の合計5つを獲得する快挙を成し遂げ、女子サーブル団体も銅メダルに輝いていました。

逆転優勝の立役者である江村選手は「日本サーブル史上初の団体戦金メダル本当に嬉しいです。団体戦は個人戦以上にプレッシャーもかかってくる中で、緊張や不安と向き合うのがすごく苦しくもありますが、やはり自分だけでなくチームのみんなでの勝利というのはいつも個人戦の2倍、3倍嬉しいです」と歓喜。

さらに、「ロサンゼルスオリンピックに向けてまずはアジアでランキング1位になることを目標に掲げていました。その目標に1歩近づけたと思います。まだまだこれから長い道のりが続きますが、男女共に日本のサーブルがもっともっと新しい歴史を刻んでいけるよう、精一杯頑張ります」とさらなる飛躍を誓いました。

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