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マクロン大統領、ルーブル美術館「改修計画案」発表 モナリザの展示室を新設置へ

日テレNEWS NNN / 2025年1月29日 5時32分

日テレNEWS NNN

フランスのマクロン大統領は、28日、老朽化が訴えられていたルーブル美術館を訪れ、モナリザの展示室を新たに設置する改修計画案を発表しました。

フランスのパリにあるルーブル美術館は、去年、870万人が訪れ、世界で最も来館者が多い美術館ですが、老朽化などで、「作品の保存状態が危険にさらされている」などとして、美術館側が大規模な改修工事の必要性を訴えていました。

こうした中、マクロン大統領は、28日、ルーブル美術館を視察し、老朽化への対応やレオナルド・ダビンチの名画「モナリザ」の展示室を新たに設置することなどを盛り込んだ改修計画案を発表しました。「モナリザ」の新しい展示室に入るためには、入場券とは別のチケットが必要になるということです。

地元メディアによりますと、改修の費用は、10年間で、日本円でおよそ1100億から1300億円と見積もられています。費用の一部は、来年1月からEU=ヨーロッパ連合以外の来館者の入場料を値上げすることなどでまかなうとしていて、マクロン大統領は年間1200万人の来館者を目指すとしています。

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