東部都市・ゴマで戦闘激化 首都では大使館襲撃も コンゴ民主共和国

日テレNEWS NNN

反政府勢力が制圧したと主張するコンゴ民主共和国の東部の都市ゴマで、軍が抵抗を続け、戦闘が激化しています。首都キンシャサでは、各国の大使館も襲撃を受けるなど、治安が悪化しています。

ロイター通信によりますと、アフリカ中部のコンゴ民主共和国でルワンダの支援を受けた反政府勢力のひとつ「M23」とコンゴ軍の戦闘が激化しています。

「M23」は、26日に東部の主要都市ゴマを制圧したと主張しましたが、軍が抵抗を続けていて、OCHA＝国連人道問題調整事務所の報道官は、「路上には多数の死体が横たわっている」と話しています。

また、首都キンシャサでは、群衆がルワンダ大使館やルワンダに好意的とみられるフランスやアメリカなどの大使館を襲撃し、警察が催涙ガスなどを発射して混乱の収拾をはかっています。

30年にわたる紛争は、2012年以来もっとも激しくなっていて、治安の悪化が深刻化しています。

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