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フィギュアスケート選手ら搭乗 航空機と米軍ヘリ衝突 乗客乗員60人超…複数の遺体 ワシントン近郊

日テレNEWS NNN / 2025年1月30日 20時51分

日テレNEWS NNN

アメリカの首都ワシントン近郊でアメリカン航空の旅客機と軍用ヘリコプターが空中で衝突し、近くの川に墜落しました。複数の遺体が見つかっています。旅客機には、フィギュアスケート選手やコーチ、家族などが多数乗っていたといいます。

   ◇

山崎大輔記者・NNNワシントン

「旅客機が墜落したポトマック川の川沿いに来ています。対岸にはレーガン・ナショナル空港です。奥では赤色灯が多くたかれており、消防による救助活動が行われているとみられます」

現場の川には、捜索に当たる多くの船が。水温は約1.5℃とみられ、上空からはヘリコプターでも捜索が行われています。

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FAA=アメリカ連邦航空局によると、レーガン・ナショナル空港の滑走路に着陸しようとしていたのは、乗客乗員合わせて64人を乗せたアメリカン航空の旅客機です。その乗客の中には、アメリカのフィギュアスケート選手やコーチ、家族などが多数乗っていたと、アメリカのフィギュアスケート協会が発表しました。

ヘリコプターは、バージニア州の陸軍施設から飛び立ったブラックホークと呼ばれるアメリカ軍のヘリUH60で、軍関係者3人が乗っていて訓練飛行中だったということです。

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旅客機と軍用ヘリの衝突事故。旅客機は南側から、ヘリコプターは北側から現場となった空港に近づいていました。そしてヘリコプターは直前でやや進路を変え、その後、衝突したといいます。事故直前、空港の管制はヘリに対し、こう呼びかけていたといいます。

空港管制

「CRJ(アメリカン航空機)が見えているか。CRJの後ろを通過しろ」

しかし、この直後、衝突事故が発生。管制の呼びかけに対し、ヘリコプター側から返答があったかについては、まだ確認できていないということです。空港は、ワシントン中心部から車で20分ほどの場所。約5キロ先には議事堂があります。

厳しく管理・監視されている空域で発生した事故に、付近は騒然としました。空港は閉鎖され、別の機内で離陸を待っていた人は…

空港利用者

「問題があり離陸しないと言われました。滑走路の奥に3~4台のパトカーや救急車が見えました。とても怖いです」

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夜が更けても続けられている捜索。アメリカCBSテレビは、これまでに少なくとも18人の遺体が見つかったと報じていて、ワシントン・ポストは、日本時間30日午後0時半時点で、生存者は確認されていないと伝えています。

現地の日本大使館は、墜落した旅客機に日本人が搭乗していたかどうか確認中だとしています。

(1月30日午後5時50分ごろ放送『news every.』より)

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