警察庁が委託するネット通報窓口 闇バイト募集情報を「違法情報」に格上げへ

日テレNEWS NNN

ネット上の違法・有害情報の通報を受け付けている「インターネット・ホットラインセンター」で、いままで「有害情報」として受け付けていた闇バイトの募集情報を「違法情報」に格上げする方針を警察庁が固めました。

「インターネット・ホットラインセンター」は警察庁からの委託を受けネット上の違法・有害情報の通報を受け付けていて、それを元に警察に通報したり、SNS事業者などへの削除要請を行ったりしています。

2024年12月の犯罪対策閣僚会議では求人の募集者の名称や住所、業務内容や賃金などの記載がない求人情報は違法であることをSNS事業者など向けのガイドラインに記載することが決まりました。

この決定を受けて警察庁は「インターネット・ホットラインセンター」で受け付ける闇バイトの募集情報を「有害情報」から「違法情報」に格上げする方針を固めました。

警察庁はこれによりSNS事業者による情報の削除率の向上や削除作業の迅速化が期待できるとしていて、1月30日から一般の意見を公募することにしています。