「スター選手がいないので、チーム一丸となって戦う」31歳・藤岡裕大がロッテ新主将に就任 20年ぶりリーグ制覇へ

ロッテの新キャプテンとなった藤岡裕大選手(写真：時事)

プロ野球・ロッテは、来季のチームキャプテンを藤岡裕大選手が務めることを発表しました。

キャプテン制を廃止した昨季は、リーグ3位で2年連続Aクラス入りを果たすも、1位ソフトバンクに18.5ゲーム差をつけられて終戦。今季は31歳の藤岡選手を先頭に、20年ぶりリーグ制覇、15年ぶりの日本一を目指します。

「この年齢なので引っ張っていかないとと思ってます。後は結果と姿でチームを引っ張っていければと思います。口があまり上手じゃないのでグラウンド内でコミュニケーションとればいいチームになる」と話す藤岡選手。

プロ野球7年目となった昨季、これまで経験のなかった二塁にコンバートし、90試合に出場。打率.256、5本塁打、29打点を記録しました。

吉井理人監督からも「ここ数年の彼の動きを見ててチームのために頑張るという気持ちが前向きに出ているのである程度の責任を与えるとレベルが上がると思って」と期待が寄せられます。

現在のチームについて藤岡選手は「スター選手がうちいないので、チーム一丸となって戦っていかないといけない」と冷静に分析。

それでも「勝つことに対してのこだわりはもたないといけない。勝ててないということは負けに慣れてしまう。まずは1試合1試合勝つことにチーム全員が全力を注いで、ひとつひとつ勝っていく。先は見ずに目の前の1試合を戦い抜くことができれば結果が変わってくると思います」。31歳のベテランがチームを引っ張ります。