卓球16歳の張本美和「強くなった姿でまた戻ってきます」全日本後につづった思い
日テレNEWS NNN / 2025年2月1日 7時30分
「強くなった姿でまた戻ってきます」
悔し涙に終わった16歳は、決意の言葉をつづりました。
1月21日から26日まで行われた全日本卓球選手権。ジュニアの部で3連覇を飾った張本美和選手は、一般の部で2年連続決勝に進みます。
しかし、パリ五輪シングルス銅メダルの早田ひな選手相手に0-4のストレート負け。前年も早田選手に同じスコアでの敗戦でした。
昨年はパリ五輪の団体戦メンバーとして早田選手や平野美宇選手と戦い、銀メダルを獲得。世界ランクは日本人最上位の早田選手(5位)に次ぐ6位と成長著しい16歳ですが、試合後のインタビューでは思いを押し込めるように20秒ほどうつむき沈黙。涙を拭い、「今年の全日本は去年とは違った気持ちなので、今日は負けて悔しい気持ちの方が多い。実力が足りないんだなと感じた」と言葉を絞り出しました。
大会後、自身のインスタグラムを更新。
“あの決勝の舞台から1年。2を1に変えれませんでした。”
そう書き出した16歳は、思いを吐露。
“昨年の2位は悔しい思いもありながら、自然と少し笑顔のでる2位でした。決勝では昨年から今年にかけて自分が強くなっていない、そう思う結果でした。今年は昨年とは違う心境の中試合に挑み、2位までこれたのも1つ自分を褒めてもいいのかなと思ったのですが、私が目指してきたのは優勝だけだったので、今年は2位で笑顔にはなれなかったです。”
張本選手は、この大会ジュニアと合わせて計12試合。誰よりもこの期間を戦い抜きました。
それでも届かなかった全日本の頂点。会場や画面越しで応援するファンへ感謝の思いをつづった張本選手。
“強くなった姿でまた戻ってきます。”
“そして、ロサンゼルスオリンピックでシングルスに出たい気持ちだけは誰にも負けないです。それまでの道のりがどんなに険しくても、どんなに固く厚い壁でも私は前だけを見て進みます。負けて悔しい思いをたくさんしても、その思いというのを忘れなければ、必ず自分自身を強くしてくれると、そう信じています。”
決意の言葉を記しました。
全日本後は、世界ランクの獲得ポイントが高いシンガポールスマッシュに参戦。シングルスの他に17歳の松島輝空選手と混合ダブルスにもエントリーしています。
この記事に関連するニュース
-
早田ひなが意外な場面で見せた“笑顔”。全日本選手権3連覇で示した、女王としての「満点解答」
REAL SPORTS / 2025年1月30日 2時29分
-
卓球・早田ひな「選手生命を終えるんじゃないかと不安もある中…」全日本選手権3連覇の喜びつづる
スポニチアネックス / 2025年1月26日 22時30分
-
【卓球】準Vの張本美和は大粒の涙 3連覇の早田ひなとの差に悔しさ「実力が足りない」
東スポWEB / 2025年1月26日 17時33分
-
【卓球】笑顔3連覇の早田ひな「ここからシーズン2の始まり」左腕痛くても奮闘「上がっていくだけ」
スポニチアネックス / 2025年1月26日 14時11分
-
激戦必至の卓球・全日本選手権。勢力図を覆す、次世代“ゲームチェンジャー”の存在
REAL SPORTS / 2025年1月20日 7時43分
ランキング
-
1八村塁 4本の3P含む20得点!3戦連続20得点超えの大暴れ レイカーズはLA対決制して3連勝
スポニチアネックス / 2025年2月5日 14時22分
-
2【カーリング】女子で波乱!昨年VのSC軽井沢ク、6度Vの中部電力が1次L敗退
スポニチアネックス / 2025年2月5日 16時28分
-
3豊昇龍「横綱昇進」めぐる元NHKアナ私見にファン反応 「藤井さんに完全同意」...横綱審議委員会「全会一致」疑問視
J-CASTニュース / 2025年2月5日 12時1分
-
4“過小評価”ヌートバーは「バットを振るだけで怪我」 米指摘した欠点…覚醒の“条件”
Full-Count / 2025年2月5日 20時28分
-
5ニールセン新体制のなでしこジャパンメンバーが発表! 長谷川唯や熊谷紗希など主軸に加え、籾木結花は4年半ぶり招集【2025 SheBelieves Cup】
超ワールドサッカー / 2025年2月5日 17時7分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください