ロバーツ監督 大谷翔平の投手復帰は5月頃と示唆 「開幕の東京シリーズでは投げない」

イベントに出席したドジャースの大谷翔平選手（写真：日刊スポーツ/アフロ）

MLBドジャースは、ファン感謝デー「ドジャース・ファンフェスタ」を日本時間2日に開催。出演したロバーツ監督が、大谷翔平選手の復帰登板時期についてコメントしました。

2024年シーズン、二刀流に向けたリハビリを続けながら打者に専念していた大谷選手。ロバーツ監督は以前、大谷選手の投手復帰について3月に東京ドームで行われるカブスとの開幕戦では「非常に可能性が低い」としていました。この日ロバーツ監督は「東京シリーズもあるが彼はそこでは投げない」と断言し、大谷選手の開幕戦復帰を完全に否定しました。

一方で復帰登板は5月頃かと聞かれると、「おそらく正しい。早まるかもしれない」と答え、5月頃の復帰を示唆しました。

ロバーツ監督は「翔平は世界一のアスリートだと思います。数日前も消防士と一緒にここに来てくれましたが、春のキャンプ時から、彼は我々が頼んだことを何でもやってくれました。メディアに対してさえ今年は過去よりかなりオープンだったと思います。走者としても最速の男になれて、フィールドで一番強い肩を持っている。投手としても最速の球を投げる。そして本当に勝負強いんです。そんな彼がとても謙虚であることは本当に驚くべきことですね」と、大谷選手を称賛します。

さらに「50-50は間違いなく特別なことでしたが、今年は彼が6日か7日置きに投げるのを見られる。(打順の)1番を打つことに加えて、それが見られるのはとても驚異的なことです」と、投手復帰に期待を込めました。